マラソンマッチ 26〜30日目
後半戦開始〜
「ミラーズホロウのワーウルフ」 The werewolves of Miller Hollow、Asmodee, Cafegames、8-18人、10歳以上、30分
「汝は狼男なりや」 Are you a Werewolf?,
Lupins in Tabula、Looney Labs., daVinci、9-13人、10歳以上、15分
値段、テーマ性、丁寧さ、インスト、待ち時間、再プレイ (青≫良 緑≫微妙 赤≫否)
ワーウルフ・人狼で有名ですね。
上の写真はそれらのゲームが発売される前だったので大きめのトランプでやってます。このころはたくさんプレイしたなぁ(苦笑) いや、たくさんマスター(司会)したなぁ(笑)
テーマは「村に狼男が紛れ込んだ! 毎晩1人の犠牲者が出るぞ! さらに狼男は変装が得意だ、見破れない。誰なんだ!? (村長曰く) よし、1日に1人選んでリンチにかけよう」 ってーことです。村長、それでいいのか? いや、苦渋の決断だったのかも(そんな訳あるか)
さて、トランプでも出来るってことなんですけども、ルールの概要をば。
各プレイヤーにカードを1枚ずつ配ります。そう、これが各プレイヤーの役割分担となります。狼が書かれていれば狼役、村人が書かれていれば村人役です。この他に占い師等の職業がいます。占い師以外はそのバージョン、メーカーによるので買った時にビックリしてください(苦笑)
さて、じゃ、順番に説明を。
あ、前述してますけども、ゲームマスター(司会)が必要になります。司会はゲームに参加しません。
さて、司会は「まず、夜が来ました。皆さんお眠りください」 と言い、全てのプレイヤーに目をつぶって机に伏せるように指示します。
この後(ルールによりますが)、占い師に呼びかけます。「誰のカードを見ますか?」 占い師はこっそり顔を上げ、プレイヤーを指さします。司会はそのプレイヤーのカードを占い師に見せます。占い師は再び眠りにつきます。
次に狼を起こし同様に「今晩誰を襲いますか?」 と聞きます。同様に指さし、再び眠りにつきます。
司会は「皆さん、朝になりました」として全てのプレイヤーを起こします。
そこで、全員にお知らせを。 「今回の犠牲者は彼(彼女)でした〜」 ってことで、そのプレイヤーのカードを表向け、回収します。そのプレイヤーは何も出来ないうちにゲームから脱落します。
そして、昼です。リンチなのです。
リンチにするプレイヤーはみんなの話し合いで決まります。リアルに話し合いです。そぶりが怪しいだとか、そんな感じ。まあ、決まる訳が無いので、全員に殺したい相手を指で示して殺しちゃいます。
殺されたプレイヤーはカードを見せ、脱落します。これで長い1日が終わります。
こうやって、狼が人間を殺しきるか、人間が狼を殺しきるかするまでプレイを続けます。
まあ、基本は話し合い、さぐり合い、殴り合い(違)なのでその辺が好きな人にはオススメ。
うちも結構好きなのです。司会やってもプレイやっても結構。
もちろん、目立つ人なのでばっさり殺されたり、まんまとミスリードさせられたりですが(ダメじゃん)
名探偵を気取るもよし、全てを勘に任せるもよし、密かに笑うもよし、オススメ。楽しいです。ただ、今はたまにやりたいゲームかなぁとか。
あ、うちは「ミラーズホロウ〜」の方が好きですね。
「ハイソサイアティ」 High Society、Ravensburger, uberplay、Reiner Knizia作、3-6人、12歳以上、30分
値段、テーマ性、丁寧さ、インスト、待ち時間、再プレイ (青≫良 緑≫微妙 赤≫否)
手前のブランコに乗った少年は違うゲームです(苦笑)
で、このゲームはReiner Knizia作のゲームで再販されるまでは「日本では」伝説視されていたゲーム……のようです。あんまり知りませんけども、ガミが手に入れた時の喜び様はなかったです。
さて、そんな前振りの後の概要です。
各プレイヤーは均等にお金を持ちます。その際、必ず同じお札で持つようにします。しかもこのお札 1〜10、11……15と25といったように各1枚ずつです。
それらのお金を使って毎ラウンド山札からお題カードを1枚めくり、それらを競り(競り上げ)を行います。
まあ、競りは通常の競り(時計回り)ですが、支払う金額にポイントがあります。
前述したようにお金が1枚ずつしかないので、ちょうど良い金額というのが大変支払いづらいです。大体相場が11ぐらいだとしましょう。11以下は結構払いやすいですね。
でも、12以上は厳しいです。何? 3回以上払えるじゃん?
そうもいかないのがこのゲームのすばらしいところです。最終決算前に、「最もお金の少ないプレイヤーは脱落する」 のです。無駄遣いは敵です(笑)
こういう感じなので、他のプレイヤーのお金のカウンティングが勝利のカギとなるのですが、お題カードにはマイナスも入っていて、最初に競りから脱落したプレイヤーがそのマイナスを手に入れます。そのプレイヤー以外は支払うことになります。そうやってずんずんお金が減っていきます。そうやってお題カードから終了カードが規定枚数出たら終了します。まあ、いつ終了カードが出るか分からないので、終盤はお金の使い方が非常にテクニカルになります。そんな時までカウンティングは難しいです(苦笑) ある程度コツはあるので何とかなったりもするんですけどね(苦笑)
そして、思った以上にあっさり感のあるゲームなので、手軽にできる……かと思いきやそうで無いのも特徴ですか。
いやね、いつ終わるともしれない競り、点数よりもお金で落とされては意味が無いのでそれを見切るカウンティングとやることがたくさんあるのさ。頑張らなきゃいけないのさ。
と言う訳で、見た目以上にゲーマーズゲームだったりします。スキルが上がったら軽いゲームとしてプレイしたいなぁ(笑)
「カフナ」 Kahuna、Kosmos、Gunter Cornett作、2人、10歳以上、45分
値段、テーマ性、丁寧さ、インスト、待ち時間、再プレイ (青≫良 緑≫微妙 赤≫否)
KOSMOSのこのシリーズの2人ゲームは、ほんといいゲームが多いですねぇ。
これもその一つ。2人でぐりぐりジレンマを楽しめます。
余談ですが、これ。元々の発売元はKOSMOSじゃないみたいです。そっちでもプレイしたことあるんですが、アレは同人だったかも、違うかも。コンポーネントへちょかったからなぁ。
もちろんのことですが、KOSMOS版の方がコンポーネントの質もプレイアビリティも上です。カードとボードがリンクしているのがいい感じなのですよ。
さて、その説明。
ボード上には12の島と、島と島を結ぶ線(写真では見えにくいですが)があります。
1つの島には回りの島から線が延びています。交易船かなぁ? 島の配置も色々ありますが1つの島で線は4〜6本だったと思います。そして、各島に対応したカード(各2枚ずつ)が共通の山札としてあります。
その後、各プレイヤーは自分の色のコマと棒、カードを3枚受け取りゲーム開始です。
手番にはカードを複数枚プレイし(しなくてもいいです)、山札、もしくは表向けられた3枚のうちから1枚補充します。
カードをプレイすると、その対応島から適当な島へ向けられた線の上に棒を置きます。空いていない場合は2枚プレイすれば置けます。
そして、島から出る棒の数がその島から出る線の数の過半数を超えれば、コマを置きます。
まあ、つまり、所有権を示します。
この所有権。大分強いです。どういうことかといえば、その所有権の主張された島へは相手のプレイヤーは基本的に棒を置くことができません。置いてあった棒は全て取り除かれます。
完璧かと言えばそうでもないのですが、それにはカードが2枚(しかもちゃんと島があっている必要がある)必要になります。結構しんどい(苦笑)
そうやって、山札が尽きたら決算を行います。それは所有権の個数差が点数となります。
これを3ラウンド行って総合得点を競います。
基本的に早い者勝ちなのですが、如何せん毎ターン補充は1枚です。
さらにぎりぎりまで所有権の置けそうな島を持っていたとしても、一気に棒を置かれて逆に占領され、さらに棒を除去されることさえあります。
補充も3枚表向いているとはいえ、運も重要になってきます。
もちろん、早めの見限りも結構有効だったりします。違う方面から攻め込むんですね(苦笑)
結構ゲーマーの腕が影響されます。強い人は本当に強いし(ワンサイドゲームにもなり得ます)、とはいえ、ある程度ゲームの経験があれば、最強伝説(絶対負けないような人の伝説(笑))のような展開はあまりなりにくいので、このゲームが強くなっていれば陣取りゲームである程度の強さがあることに……なりそうなんですが、どうでしょう?(苦笑)
欠点はワンサイドゲームになった時ぐらいです。
カードも示す島が見たらすぐ分かるようにデザインされていて大変好感が持てます。まあ、このシリーズは相変わらず価格が高めなのがあれですが、ファンも多いですけどね。
「ワンスアポンアタイム」 Once upon a time、Atlas、A.Rilstone, J.Wallace, R.Lambert作、2-6人、12歳以上
値段、テーマ性、丁寧さ、インスト、待ち時間、再プレイ (青≫良 緑≫微妙 赤≫否)
このゲームは規定の終了時間というものがありません。すぐ終わることもあれば結構長丁場になることもあります。とはいえ、大体30分あれば終わると思う。多分。
さて、中学校か高校の英語で習う「Once
upon a time」 訳は「昔々……」 という訳ですが、このゲームをまさに現しています。
昔々あるところに…… といえば? そう、昔話です。このゲームは昔話を作る…… いや造るゲームです。
各プレイヤーには名詞と絵が描かれたカード、終了カード(各人別々)が配られます。
終了カードにはあるシュチュエーションが書かれています。
各プレイヤー手番にはカードをプレイしながら昔語りをします。お話を創作するのです。
例えば、旅人のカードを最初にプレイしたとします。プレイヤーは「昔々あるところにお腹を空かした村人が森をさまよっておりました」 という風にです。
この後、手番プレイヤーがまだ手札からプレイできるならプレイしても構いません。プレイするためにはお話を続けて、そのカードに描かれたものをお話に登場させなければいけませんけどね。
出せそうに無ければパスをして次のプレイヤーになります。次のプレイヤーも同様にカードを出しながらお話を語ります。こうして、お話はあっちへいったりこっちへ行ったりします。そうやってカードを全てプレイし、ゴールカードを消化します。まあ、このゴールカードも結構無茶なシュチュエーションがあったり大変なのですが。
このゲームは完全コミュニケーション、プレイヤー任せなゲームです。その辺はバランスなりなんなりは不要です。面白い物語を作って楽しみましょう。
余談ですが、拡張カードも出ているぐらい人気のゲームです。まあ、相変わらず英語なので日本語シールがほしいところですが。ブランクカードも出ているので自分で作れと言うことなんでしょう。
最後に過去に経験したプレイで一番すごかったものを紹介。
1人目「昔々……199X年、世界は炎に包まれた……」
大変でした(笑)
「ベネツィア」 Venezia、Queen、A.Steinwender, R.Hofstaetter作、2-4人、10歳以上、75分
値段、テーマ性、丁寧さ、インスト、待ち時間、再プレイ (青≫良 緑≫微妙 赤≫否)
写真を見てもらえればゲーム慣れしている人にとってはある程度予想がついているかもしれませんけども、エルグランデ、サンマルコに代表されるような陣取りです。
各ラウンド決算のタイミングがあって、各エリアについてより多くコマを置いているプレイヤーが得点を得ることができるあれです。
ただ、それだけじゃなくて、このゲームにはベースにパズル要素があります。ある意味メインと言っても過言は無いんじゃないかと思うんですが、どうでしょう?
テーマは鳩ギャングの抗争。銃はもちろんのこと、ハリセンを持っています。ハリセンは万国共通ですから(ほんとか?)
さて、こういうゲームは流れを説明しなくても大体予想がつくものです。そう、今あなたがきっとこうだろうなぁと思っているルールがその通りです。
そんなことより(オイオイ) このゲームはストックが重要なカギとなります。何? 手元にただあるだけじゃないのか? そんなことはありません。各プレイヤーの前に小さめのボードがあるでしょう? あの上に乗っているのがストックなんです。ほとんど無いのはゲーム終盤ですのでそうなんです。多分。
さて、そのストック。ストックの補充が最も特徴的であり、パズル要素を示すものでもあります。
写真の上部(左より)に見える格子状のエリア。あれ、サンマルコ広場です。そして、上にぽつぽつ乗っているコマ。鳩です。鳩が子供を産んで増えるんです。
じゃあ、その増やし方はどうなんだってことになりますが、雄とか雌とかは関係ありません。他のプレイヤーのコマも関係ありません。重要なのは観光客です。
観光客が現れればその周辺にいる鳩に子供が生まれます。そこ、ルールを疑っちゃいけない。サンマルコではどうやらこれが真実だ(笑)
まあ、予想はつきそうですが、写真左のルーレットで観光客の現れる場所が決まるんですが、それだけじゃあランダム要素が強すぎます。
ここからがパズル要素たる所以。
コマは人で無く、鳩です。これがポイントです。鳩って言うのは飛べます。飛べる。つまり、隣接したコマを飛び越えることができるのです。その移動には限りがありません。移動できる限り移動して良いのです。これを観光客までの移動に使わない手はありません。ただ、飛び越えない場合、歩くしかありません。鳩は歩きが遅いです。1ラウンドに1歩しかあるけないのです。いっぱい飛べるけどね(苦笑)
そうやって、観光客に群がって子供(ストック)を増やして、ボード上のエリアに置きます。エリアはカードで示してその個数を置いていきます。まあ、この辺でも駆け引きが結構熱いのですが、それを支えるのがストックを増やすパズル要素。本当、これのウェイトが非常に高いです。
ってーことなので、パズル好きのゲーマーは結構楽しいと思います。そう言う方にオススメ。ただ、エルグランデのような純粋な陣取りゲームが好きな人には向かない場合があるみたいです。そう言う意味で結構好き嫌いが分かれそう。けど、うちは好き(笑)
余談ですが、このサンマルコ広場。ここに行ってきた友人に写真を見せてもらったんですが、予想を遙かに超える鳩の大群がいます。そう、リアルに人が鳩に埋まります。サンマルコならぬ鳩のための鳩による鳩だけの公園です。ただ、パンの耳は巻いてみたいですね、どうなるか(笑)