spielplatz マラソンマッチ11〜15日目

 中盤戦と思わせておいてど真ん中中盤戦。

「マンマミーア」

 データロストしました……

 

「そっとおやすみ」 Schlafmutze、Haba、Ulrike Fischer作、2-7人、5歳以上、15分

値段テーマ性丁寧さインスト待ち時間再プレイ 青≫良 緑≫微妙 赤≫否

 あっという間に負けます。
 ちょっとした不注意が、ちょっとしたよそ見が、ちょっとしたちら見が負けを呼びます。そんなゲームです。

 山札にはプレイ人数種類のキャラクター×4枚+人数分のジョーカーがあります。それらを混ぜ、各プレイヤーに5枚カードが配られます。
 配られた後、カードを見た瞬間からゲームが始まります。
 カードを配りますがアクションゲームです。写真では全く分かりませんがアクションゲームです。

 一応手番があります。手番には自分の手札から1枚取って左隣のプレイヤーに裏向けて渡します。受け取ったプレイヤーはそのまま手札に入れて手札の中から好きなカードを1枚取って左隣のプレイヤーに渡します。

 と、これと同時に各プレイヤー手札に4枚同じキャラクター(ジョーカーは意味もそのままジョーカーです)が揃っていれば、手札を伏せることができます。そう、交換よりもこの「伏せる」がこのゲームの全てです。

 1人のプレイヤーが伏せると他のプレイヤーは素早く手札を伏せます。最も遅いプレイヤーが負けとなるのです。

 さて、そんな中でも続いている(はず)の手札交換。
 当然相手プレイヤーに目が向きますよね? 手札見ますよね? 1枚選びますよね?
 ここからがゲーマーの領域。
 ゲームをプレイしていますよね? そりゃあ、会話しますよね? そんな会話は魅力的ですよね? 注意を引きますよね? 逆に会話に夢中になりすぎたり、オチを探しますよね?

 さあ、そんな中で誰が最も遅くカードを伏せることになるのでしょうか。

 手札を持つ逆の手を下に下げるだけで怒られるようなそんな緊張の中、プレイは続きます。
 わいわいがやがや、まるで立食パーティーのような中、プレイは続きます。

 そうやってだましだまされ手札が下げられていくのです(笑)

 ちなみにこのゲームはたくさんゲームをプレイした後にプレイするとより面白みが増すと思います。頭がぼーとしているから集中しにくいしにくい(苦笑)
 減点を現すカードも「おねむちゃんカード」と言われて眠いことの象徴。

 如何に他のプレイヤーの集中を反らすか、そして自分はその行為に反らされないか。そんな攻防が巻き起こると大変楽しいパーティーゲームと化します。好きですねぇ。

 

「サムライ」 Samurai、Hans im Gluck、Reiner Knizia作、3-4人、10歳以上、45分

値段テーマ性丁寧さインスト待ち時間再プレイ 青≫良 緑≫微妙 赤≫否

 このゲームは最高! でおなじみのサムライです。
 何? 知らない? じゃあ、パッケージを見てみなさい。どこで? うーん、ギーク辺りで(苦笑)

 さて、そんな話はおいといて…… いや、マジでそんなことよりもゲームが面白いからやっとけ?
 写真を見て頂ければすぐに分かると思いますけれども、陣取りゲームです。そして、ボード上にちらほら見える黒いものを集めるのがゲームの目的です。……なんてわかりやすい、説明しやすいゲームなんだ(苦笑)

 舞台は日本。いや、写真で瞬間で分かりますか。いや、タイトルで分かるか(苦笑)
 ボードには日本地図が描かれており、所々に城が描かれております。地理的に結構適当なのは「ゲームだから」ってことで。とはいえ、江戸城やら島津のお城やらはちゃんとある辺りがさすが。いや、日本の城の配置がそれだけ絶妙なのかもしれないけれど。
 ゲーム開始時に手番順に(もしくはランダムに) 黒いコマを置いていきます。ちなみにこの黒いコマ。鏡面仕様です。こんなところに凝ってどうするんだろうか…… その黒いコマなのですが、これ、水田・兜・仏像を現しているそうです。言われたら見えなくもない…… いや、言われないと分からない(苦笑)

 で、次にですね、ボードの近くにあるチップ。プレイヤー毎に色が分かれているのですが、それらから5枚選んでツイタテの中に入れます。残りは自分の分だけ適当に混ぜて、手の届くところに置きます。つまり、1プレイ、1ドローというやつです。
 これで準備は完了です。あとはタイルを置いて、引いてを手番順にしていくだけ。

 こっからがメイン 目的です。城をタイルで囲んだらその影響力を比べてコマを取るのですが、タイルには4種類絵が描かれています(本当はもうちょっとあるけど、割愛) 水田・兜・仏像・サムライです。もちろん、水田は水田に、兜は兜に、仏像は仏像にしか影響を与えません。サムライについてはオールマイティーなのですが、如何せん数字が小さい……けど、とても役に立つ(キラリン)
 ほんと、ほとんどこんな感じです。あとは特殊タイル的なものがいくつかあったり、連続で置けるタイルがあったりします。

 このゲームをプレイしてやはり思うのが、あれもほしいけど、これもほしいし、アレも牽制かけに行かないととやることがいっぱいあると言うことです。それでいて、手番には1枚タイルを置くだけ…… そりゃあ、足りません。しかも全員同じタイル構成だからカウンティングされている、しているのは当然(ゲーマーとして) なので、そこらここらで締め付けられていく……さらには飛び道具のような特殊タイルがいい案配で展開を劇的にします。
 変な話ですが、「北海道が青くなっていく……」「いいや、うちは九州行くし」「じゃあ、適当にジャブを入れに……」「じゃあ、一番城が密集している東京と東北はもらったぁ」「そうはさせるかぁ(北海道プレイヤー)」とか言った感じで、そこらここらで争いが起こる戦国時代を彷彿をさせるような展開がきつくて楽しいです。
 ただ、どうしてもパッケージ負けしている風があるので、その辺は偏見を持たずに是非プレイしてほしいところ。ある意味オーソドックスな陣取りですしね。

 

 

「ビッグアイデア」 The big idea、Cheapass、J.Ernest作、3-6人、12歳以上、30分

値段テーマ性丁寧さインスト待ち時間再プレイ 青≫良 緑≫微妙 赤≫否

 他のゲームとは一転してわかりやすいコンポーネントでおなじみのチーパス社のゲームです。
 えーと、シンプルなコンポーネント……で如何でしょうか?(苦笑)

 さて、このゲームは日頃の発想、創造、妄想を総動員して遊ぶゲームです(大げさに言い過ぎ)
 「ビッグアイデア」には大きく二種類「形容詞」が書かれたカードの山札と「名詞」が書かれたカードの山札があります。これらを合わせて混ぜ、各プレイヤーに5枚ずつ配ります。
 あと、(いつものように)コンポーネントに含まれていませんがチップとさいころ、お金が必要になります。
 まず、各プレイヤーは手札のカードから2枚使ってすばらしい発明品を作ります。いや、本当に作る訳ではなくて、発明品の「名前」を作ります。
 例えば、機械仕掛けのネコとか自然の傘とかです。
 その後、他のプレイヤーにこの発明品が如何にすばらしいものかを訴えかけます。
 例えば、自然の傘であれば

「田舎の町でも余り見かけなくなりましたが、この度弊社でその思い出の品を復活させました。そう、自然の傘、「ハスの葉で出来た傘」です。
 これは特に力を入れておりまして、あのトトロ氏にも愛用頂いた実績もあり、あのバス停の名場面で使用されていたのは弊社の傘なのです。

 まあ、こういった感じでセールストークを繰り広げます(笑) いや、嘘ばっかりで問題ありません。問題は如何に興味を引くかが問題なのです(苦笑)
 その後、自分のチップをその発明品の上に置きます。目印? いや、えーと、そう言う訳でも無いのですが、そういうもののような……

 えっと、さて、次が一番面白い(おかしい)ところ。
 各プレイヤーはバイヤーとしてこれらの発明に投資を行います。どうやるかといえば、自分のストックにあるチップを親指を使って宙にはじき飛ばし発明品のカードに乗れば投資したことになるのです。
 えーと、バカです。作者絶対にバカです。

 その後にちゃんとした投資を行います。行った発明品にすでに投資しているプレイヤーにお金を払う必要がありますが……

 さて、最期ですがその発明品が売れたかどうかの判定が行います。
 挙手制? いやいや。ここで最期の追加コンポーネント、さいころの登場です。
 えーと、振ります。チップ以下なら売れます。

 いいんでしょうか?

 とまあ、こうやって5ラウンドプレイして総資金を稼ぎます。

 楽しむポイントやらなんやらはどうだっていいです。バカゲーに脳まで浸ってください。そうすればぐっすり眠れます。
 あと、いつも妄想している夢のような発明をこれを機会に作っちゃってください。

 

「ホーラムロマナム」 Forum Romanum、Kosmos、W.Kramer作、3-6人、10歳以上、60分

値段テーマ性丁寧さインスト待ち時間再プレイ 青≫良 緑≫微妙 赤≫否

 初めてプレイした時の衝撃は未だに忘れていません。
 すげー、やべー。このアブストラクト、超すげー!!
 もう、なんていいますかやべぇの一言でした(笑)

 感動を無理矢理言葉(っていうか、ほとんど擬音語だ(苦笑))に表してないで早速解説をば。
 ガチなアブです。あと、陣取りと我慢の仕合と適時打です。

 ボードは7×7(だったと思う)の升目に区切られており、写真のように太線で7箇所に分けられています。
 そして、得点チップがそれらを囲むように置かれており、各プレイヤー自分の色のコマを持っています。

 手番には自分のコマを空いているマスに置くだけです。そうやって、縦・もしくは横・もしくは1エリア、もしくは最も長い斜め線のいずれかにコマがいっぱいになったら所有権の計算が行われます。
 この得点方法もすごい絶妙なのですが伏せ。プレイした時の感動はその時に取っておいてください。

 さらに、手番途中で足らなくなる自分のコマ。そうです、全て埋まるようには用意されていないのです。コマが手元から無くなった次の手はボード上のコマを取って、次の場所に置き直すのです。これが決算前のエリアだったり、ラインだったりする訳ですから動かし憎いにもほどがあります。基本的に1マスは3回決算の対象になります。多いところなんか4回です。それを決算前に動かさないといけないのですから、1手の先読みで置いた間違いがどれくらい遅れを生じさせるか分かったもんじゃありません。

 とこのゲームが好きで、面白いとはいえ、やはりこの手のゲームの弱点とされるのが長考。
 このゲームは確かに長考しやすいです。ので、メンツを良く選ぶ必要があるのではないかと思います。例えば長考が大好きな人、長考しがちな人と長考が嫌いな人、長考で待たすぐらいなら適当に手番を行う人がいるとは思います。もちろん、こういう方々で一緒にゲームは出来ないと思います。まあ、やるなら砂時計でも用意してプレイになるのでしょうが。
 個人的には長考は理解できない長考(例えば、序盤での長考とか誰が見ても明らかに良い場所がある手番での長考(打った後に考えてほしい))をするプレイヤー以外であれば誰とでもプレイできますが。だけども正直見た目以上に軽くこのゲームをしたいって言うのがありますけども。

 とりあえず、アブストラクトが好きでも嫌いでもプレイしてほしいゲームです。とはいえ、手に入りにくい上、高額、さらに特別箱が大きく、重いと来ているのですからいくらこのゲームが好きでも手が伸びにくい(っていうか伸ばす場所がない)のが現実なのですが。
 うちは大きくて高額なので手が出せずじまいです(汗) Franch-KOSMOSの方なら大分小さいのですが、より手に入りにくいと言う(汗)