spielplatz活動レポート(2006年4月8日)

 うぅ〜ん、悩む。
 書きたいゲームは山ほどあれどそのセレクションが非常に悩ましい(どこでジレンマを踏んでいるんだか)

 と言う訳で、次回プレイするのはいつだろう? とか思えるゲームやら、自分が持っていないゲームやらを優先させました(汗) とはいえ、それらが悪いゲームってー訳でも無いのです。手に入れていないだけ! ってーことと、うちの棚からあふれ出るという話なのです。

 

「ブラフ」 Bluff、FX Schmid、Richard Borg作、3-6人、10歳以上、30分

値段テーマ性丁寧さインスト待ち時間再プレイ 青≫良 緑≫微妙 赤≫否

 ドイツボードゲームを代表するゲームの1つ。
 「ブラフ」という言葉を覚えるのもこのゲームからじゃないでしょうか。それくらい伝説視されていいと思えるようなゲームです。

 さて、ルールは至極簡単。
 全員で30個のダイスを等分に割り、写真のような湯飲みのような犀を使ってさいころを振ります。そして、誰にも見られないように犀を少しだけ開け、出目を確認します。出目には1〜5+☆が描かれています。☆はオールマイティーとして全ての数字として扱われます。
 ここからが勝負です。
 自分の手番にすることはメインボードに書かれている数字(ボードを回るように1から順に上がって描かれている) に赤いさいころを置く。ただし、前のプレイヤーよりも高い数字の場所に置かなければなりません。
 赤いさいころには各プレイヤーの振っているさいころと同様に1〜5、☆が描かれています。それらのいずれかの面を上に向けてさらに数字を上げます。この数字、もう気づかれていると思いますが、全体でその目のさいころがいくつ出ているのかを赤いさいころとボード上の数字で表します。つまり、1の目を上向けて8の場所に置けば、全体で1の目が8個出ていることを示します。

 先ほども書きましたが、前のプレイヤーよりも数字を上げなければいけないのでいつかは限界が来ます。
 そんな時に出来るのが2つ。
 1つは「ブラフ」(それは本当ではない) を宣言できます。宣言すると全てのプレイヤーは犀を開け、出目を確認します。宣言数に満たない場合、すぐ手前のプレイヤーがさいころを満たない分失います。 宣言数を超える場合、「ブラフ」を宣言したプレイヤーがさいころを失います。しかして、ちょうどならば? ちょうどならばすぐ手前のプレイヤーを除く他のプレイヤー全てが1つさいころを失います。
 さて、そのもう一つは少しややこしいのですが、さいころをいくつか場に出して、残りのさいころを振り直すことが出来るのです。ただし、この時でもボード上のさいころを上げる必要があります。どうやるかって言いますと、5が場に10個出ているという宣言で、自分の犀を開けて、5の出ているさいころを場に置きます。これらは後で出目としてカウントされます。そして、残りの5ではないさいころを振り直すのです。ほら、場に出ている5の数が増えた……かもしれないですよね(苦笑)
 こうして誰か1人になるまで続けます。

 ブラフという言葉通り、読み合いのゲームです。
 最初から最後まで読み合いです。

 しかし、これがゲーマーとなると大きく展開が異なることもそれだけ愛されるゲームではないかと思うのです。
 どういうのか?

 全く違うことをしたり、全30個のさいころの割に5が20個も出たりするのです。これは間違いのない事実なのです(断言) まさにボードゲームへの入り口のような気がします(うちだけかな?(汗))

 

 

「余計な料理人」 Too Many Cooks、R&R、R.Knizia作、2-5人、10歳以上、45分

値段テーマ性丁寧さインスト待ち時間再プレイ 青≫良 緑≫微妙 赤≫否

 変形トリックテイクだとかよく言われているようですが、プレイした感じは異なりました。
 カウンティングを基本に非常に高度なっていうか、真剣にやると難しいカードゲームでした。
 とりあえず、テーマはスープをみんなで(強調)作るゲームです。そこが最高。

 さてり、概要。
 カードは大きく4種類。豆(グリーンピース)、タマネギ、キノコ、そして唐辛子のカードで、1〜5の数字があります。また、唐辛子以外にはブイヨン(固形の出汁みたいなもの)と呼ばれる0のカードがあります。
 これ以外に各プレイヤーに配られるお題カード。お題カードには同様に豆(グリーンピース)、タマネギ、キノコ、唐辛子、そして×のカードがあります。
 ゲームは全部で5ラウンドあり、ラウンドの最初にカードを配った後、自分のお題カードを一斉に表向けます。お題カードには意味があり、豆(グリーンピース)、タマネギ、キノコはそのラウンド取ったカードのうち、対応するカードが得点となります。ただし、唐辛子カードは全てマイナス得点となります。
 唐辛子のお題カードは逆に唐辛子カードが得点となりますが、ブイヨンはマイナスとなります。
 最期に×のカードは取ったカード全てがマイナスとなりますが、最初に5点もらえます。

 この後、カードを場に順番にプレイしていくのですが、場の数字の合計が10を超えたら場のカード全てを引き取ります。また、豆(グリーンピース)、タマネギ、キノコはマストフォローですが、唐辛子カードがプレイされたとたん何でも構わなくなります。そう、スープが辛すぎてどうでもよくなるのです(笑)

 このゲームの良いところは手札と残ったお題カードがどんどん合わなくなっていくところでしょうか。
 最悪、豆カード1枚の時に豆カードを集めなければならなかったりしますし、5のカードが多い時に×しか残っていないと目が当てられません。

 手札の妙にて展開が大きく変わり、面白くもつまらなくもなる爆弾のようなカードゲームという印象を受けました。
 テーマも良いし、カードプレイも良いのですが、点数を集めようとしても、他のプレイヤーを攻撃しようとしてもどうにも難しく感じました。
 また、そう言う時にものを言うのがカウンティングなのですが、各カードが各プレイヤーにバラバラに行ってしまっているのでどうにも読みづらすぎる気もしましたし。

 まあ、正しい楽しみ方としてはパーティーゲームのように楽しむのが良いのでしょうけども、如何せんそこまで盛り上がることも出来ず。
 テーマが良いだけにどうしても残念さが抜けませんでした。

 面白くなくもないし、他の人で大好きな人もいるでしょう。うちも一概に嫌いとは言い難いゲーム。そう言う意味で再プレイ希望です。楽しいのはどこだ!?

 

「ウィグアウト」 Wig Out!、Gamewright、Forrest-Pruzan Creative作、2-6人、5歳以上、5分

値段テーマ性丁寧さインスト待ち時間再プレイ 青≫良 緑≫微妙 赤≫否

 ちょっと辞書を開いてウィグアウトを調べてみてください。吹き出すかもしれません(苦笑)

 ゲームは配られた手札からペアを作り出し場に出していくだけのゲームです。手札は山札から補充します。
 特徴的なことが1つあります。

 って、写真を見たらモロバレですか(苦笑) そう、リアルタイムにそれらを行うのです。ね? バカでしょ?(笑)

 もうなんて言うか、そこに理論など不要、勢いとノリとその時の引きによるのです。
 一応貯めて出したりできるんですが、それが追いつかないぐらいバタバタなのです(笑)

 ちなみに、全員で同じカードを持ち合ってしまって出せ無くって終了〜 とかいう ワナワナわなわなとかいうオチもあったります(笑) それはそれで良いゲームと思えるので実は結構面白いのじゃないかと思ってしまいます(いや、面白いですよ)

 けどね、なんかだまされているような気がするんです。良い意味で(笑)

 

「キャッシュ」 Cash、Ravensburger、Wolfgang Kramer und Ju"rgen P. Grunau作、3-6人、10歳以上、20分

値段テーマ性丁寧さインスト待ち時間再プレイ 青≫良 緑≫微妙 赤≫否

 パイルダーオン!!(前のゲームのネタ)

 さて、話戻ってこのゲーム。
 カタンで有名なウォルフガング・クラマーとP.K.グルナウ(よく知らない)の共作です。
 ルールを読む限りクラマー節が効いている気がするんですが気のせいでしょうか(汗)<自信なし

 これは古めのゲームに良くある「ルールは簡単、ジレンマたくさん」という系。
 テーマを見ると概要がよく分かるんですが、4人のカギ開け職人(まあ、真っ直ぐに言うと泥棒です(苦笑))カードを使って、4つのカギ(カードの色に対応)が書かれた場札(金庫)を開けてその金庫に書かれている賞金を稼ごうというゲームです。
 何故かは分かりませんが、連続で開けると銀行員からボーナスがもらえます。あ、この4人の泥棒の依頼者からのボーナスなのかもしれませんね(苦笑)

 手番には4色のカギ開け職人カードの中から1枚取る、もしくは金庫を1つ以上開けるのうち1つを行います。
 ぶっちゃけると、手札を貯めて一気に吐くゲームです。

 効いているのが場札が7枚しか公開されないこと。全てのカードが無くなったら次の7枚が公開されるのです。
 結構この制限が効いていて、ただひたすらカギカードを集めれば良いものでは無くなっています。
 さらにカードを貯め込みすぎると先にほしい金庫はどんどん開けて行かれるわ、ボーナスカード(限りがあります)は減るわであんまり良いことは無いようで(苦笑)

 適度に引きながら適度にはき出すというパターンがいいような、悪いような。

 普通にやると、誰がいつ開けるかという我慢のゲームになるのですが、ゲーマーがするとフルカウンティングのゲームとなります。とはいえ、1色ぐらいを覚える程度でいいと思いますけども。
 あのプレイヤーはこのカードを○枚しか持っていないはずだから、今この金庫を開けられるのは自分のみ。そら、ため込め。そんな感じなのです。

 ゲーム的にはおそらく後者の方が面白くなるんじゃないかと思いますが、そうなると少人数3〜4人が適正人数になるのでしょうか? 数の暴力という話も出来なくはなさそうですが、ある意味カギカードを減らすと言うのも1つのバリアントとして面白いかもしれません。

 個人的には実は今までプレイした中でも不完全燃焼な部分が残っているので、もう少しプレイしたいところ。

 

「ラム酒と名誉」 Um Ru(h)m & Ehre、alea、S.Feld作、2-5人、9歳以上、60分

値段テーマ性丁寧さインスト待ち時間再プレイ 青≫良 緑≫微妙 赤≫否

 プレイ前に持ち主に言われた言葉。「これがらRavensburgerのレーベルで出ていれば全く問題ないのにね、何故にAleaから発売されたんだろう」

 これに尽きる気がします。

 さて、早速概要をば。
 ゲーム全体ではミニゲームの集まりです。さいころ1つとチップ+ボードでどこまでミニゲームを作れるかというところに重点が置かれています。
 軽いミニゲームが好きな方は楽しいと思います。Aleaだぁ〜 思いっきり戦略だ〜 とか思ってプレイすると悪い意味で裏切られますので、その辺はモチベーションにも関わって来るところなのでそういう期待は厳禁です(苦笑)

 手番には赤い海賊船長を移動させます。移動時には足跡として手番プレイヤーの海賊コマ(もちろん限りあり)を置いていきます。
 こうして止まったマスのミニゲームを行い、得点を稼ぐゲームです。
 ミニゲームは、指定のマスに行かせるものや、さいころで規定数字以上を出すものなど色々あります(その数7種類ぐらい) そして、ラウンドの最期にも使わなかった自分のコマでさいころゲームがあります。
 これを5ラウンド行って、総合得点を競います。

 正直、1ラウンドいくつかのミニゲームばかりを5ラウンドはだれる人が出てもおかしくありません。そう言う場合、得てして「Aleaブランド」にとりつかれている人です(うちもその1人)
 そう言う訳なので、チーパスがコンポーネントを良くして出したとか、ラベンスの子供ゲームだと思ってしまえば全く問題のないゲームになると思います。しかし、何故にAleaブランドなのだろうか……(とりつかれている人)

 ちなみに一緒にプレイしたメンツはいずれもとりつかれている人で(笑)、2ラウンド目で「どうだろう?」 という雰囲気が出ていましたが、後半はある程度頭を切り換えて、それなりにプレイできたと思います。
 頭から「Alea」と思いこんでしまってはどうにもなりませんです。ハイ。
 子供ゲームなんだと思いこまないと(苦笑)

 

 

 と言う訳で、ゲームマーケット後なので色々なゲームが回った例会でした。再来月からは場所も時間も曜日も変わります。
 お気を付けください〜

 
左は持ってきた(きてもらった)ゲームをざっくりと。左はゲームのおもちゃ箱の「エルスミネーアの期末試験」でしょうか。

 
左はbone5さん作「ヘックスマシーン」 長時間かかっていたようですが、作者曰く「そんなにかけるもんじゃないですよ」とのこと。右は「ヒクタス」。まんま。

 
左はコンポーネントもルールも大変好評なきりたんぽの「バベル5」、右は一体なんでしょう? 全く分からないです。

 
左は特殊カード満載の割に綺麗にまとまっている競りゲーム「アムレット」、右が今はどこに行っても人気がありますね「ケイラス」

 
左は Hammer Worksの「ほんのきもちです」。1000円で挟むそのテクニカルがゲーマーの証(笑) 右が犬夜叉をテーマにしたドイツゲーム「犬夜叉」(テーマが違えば遊べます)

 
右が上の終盤の「ケイラス」 右が交渉建物ゲーム(謎) 「メトロポリス」

 
左がカードを他のプレイヤーと(半ば強制的に)やりとりしながら得点を稼ぐ「カラフルバード」、右は妙に人気があった……なんだっけ? ゾンビゲーです。

 
右が時代劇3600秒のデラックス版を片づけるところ(苦笑) 奥の豪華な箱が気になりますねぇ(苦笑) で、右はクイーンの新作「ローマ水道」 よく見ると叩き合いどころじゃありません(笑)

 
左がタイルを8枚配置するだけの「パラティヌス、ローマ7つの丘」 右がトロイアの観光協会が本当にバックに付いている「トロイア」

 
左が評価がいまいちだったような「ルイーダの酒場」(メーカーは知りません) 右は燃やし合いの「魔女の槌」 えーと、Yun Gamesでしたっけ?

 
左が中盤の「トロイア」 ゲーマーのためのゲームじゃなくて、発掘好きのためのゲームだと思います。右がおもちゃ箱メンバーによる「ルネッサンスの胎動」

 
左が(隠れた)傑作と言われたPiatnikの「インフェルノ」、右がトリックテイクの常識を打ち破った佐伯さんの「落水邸物語」

 
左が「魔女の槌」の続き。奥2人が完全に燃えちゃってます(汗) 右がゴジラ入りのマンハッタン……ですが、インスト中でしょうか。

 
左が……分からないって(汗) ゾンビゲー(勝手に銘々) 右が「ウィグアウト」に倣った訳ではありませんけどもハンドウィグこと「手を挙げろ!」 Kleeです。

 
右が3人専用だけども妙に楽しい、というかきっと作者自身が一番楽しんでいるJosee Designの「百科審議官」 右が恒例の「クク」

 
左がプラッツではあんまり回らないデスネ。多分Ravensburgerの「テイクイットイージー」 右が……なんだっけ? ゲームマーケットの新作です。


時間が微妙に余ったのでHans im Gluckの「ハイパーロボット第2版」をプレイ。実はこちらは初プレイ(苦笑)

 

総括
 懐かしい顔やら久しぶりの顔やらいつものメンツやら色々見れました。
 毎年そうですが、この時期はどうしてもゲームマーケット報告会みたいな感じになりますやね…… おかげでハズレゲーが最もたくさんプレイされる時期かもしれません(げふんげふん)

 ま、なんにせよ前進はしているのではないかと思っていたり、いなかったり。