spielplatz活動レポート(2005年12月10日)
寒さはどんどん増していきますが、インナースポーツのボードゲーム熱は上がる一方です。
前に休みが見えるのはいいことです(笑)
っと、これは別なところで書いたことなのですけども、今年を振り返って とかテーマでどうだろうと言う話があったんですけども(もちろん、ボードゲームです) 今年出たゲームってなんでしたっけ? っていうテーマが先にあったり(苦笑)
あまりにも流行について行っていないせいだろうか…… 流行は早い!!(違)
「無碍光」、(株)オクタゴン・エンタテインメント、2〜5人、30分程度

値段、テーマ性、丁寧さ、インスト時間、待ち時間、再プレイ (青≫良 緑≫微妙 赤≫否)
このゲームは国産で最近出たゲームです。さあ、どんなゲームか知ってるかい?
正直、ほとんど流通していない(うちもネットの店で1件買えるのを知っているだけです)上、国産ゲームのためほとんど持っている人がいないというある意味レアゲーム(けど、今も販売中です)
とはいえ、作者はかの国産名作ゲーム「モンスターメーカー」で有名な鈴木銀一郎さんです。知らない人はこれを機会に覚えましょう。本人おそらく70代(60代?)の現役ゲーマーです。多分、日本最高齢の生粋ゲーマーではないかと(笑)
と、前振りはこんなところで本編へ。
このゲーム、何がすばらしいかと言えば、そのテーマとカードデザイン。
現世には多大なる煩悩が溢れています。窃盗、殺人といったものから、浪費、見栄っ張り、果てはカンニングまで。そんな煩悩溢れた現世から人間を解き放とうというのが基本テーマ。
副題として「仏教カードゲーム 入門編 〜煩悩〜」とありますし。
そして、カード絵。
絵を言葉で伝えようとしてもほとんど伝わらないと思いながら解説(そんなことよりリンク張れ!)
全体的な雰囲気はほのぼの。日本昔話の絵に雰囲気は似ているかも。絵は違う物ですけどね。
そして、安らかに念仏を唱える人を描いたお念仏カード、そして、欲にまみれたコミカルでユーモラスな姿の人間(小鬼みたく)を表した煩悩カード、あと、能力見て、「それ、僧侶じゃねぇだろ」と突っ込みたくなる僧侶カード、そして、強い強い御仏カードからなります。
ゲームの内容はと言うと、これはこれでそれなりにゲームになっているのがなんともいいところ。多分テーマの方が強いのでゲーム性を求める人には向かないかもしれません。ありふれていそうですが。んが、そんなことよりも煩悩カードに惹かれてください。そんなゲームですから。
各自手札を持ち、自分の場、もしくは他人の場に邪魔をするためにカードをプレイするというのが基本です。
前半と後半に別れていて、前半はお念仏カードを集めて、70点を超えさせます。後半は合計を38点にします。ほら、気づきませんか? 併せて108煩悩です。良くできてます(すごっ)
もちろん、お念仏カードばかりをプレイしている場合じゃありません。他のプレイヤーを邪魔するために煩悩カードをお念仏カードに貼り付けるのです。貼り付けられると煩悩が溢れかえり、そのお念仏カードは効果(点数)を失い、煩悩(マイナス点)カードになってしまいます。
時には複数の煩悩カードを付けられることもあり、カンニングをし、嫉妬深く、薬物中毒という訳の分からないキャラができあがります。その煩悩を取り払うのもお念仏カード。マイナスを上回るカードで取り払えます。
他に僧侶カード、御仏カードもありますが、それは購入してのお楽しみ。
なんか、プラッツでは結構好評で念仏を唱えていました(プレイしていました) こんなんがゲームショップでまだまだ眠っているのかもしれませんね。やらず嫌いは減らしましょうってことで(減らすだけかい)
「アーク」 Arcke Optimix F.Nestel作、3-5人、8歳以上、45分

値段、テーマ性、丁寧さ、インスト時間、待ち時間、再プレイ (青≫良 緑≫微妙 赤≫否)
早速ですが、概要とルールをざっくりと。
手札を共通の場にプレイするパターンのゲームです。カードには種類が5種類あって、場にプレイするとその種類のカードの上に自分のコマを置けます。そのコマが多いプレイヤーからゲーム終了時に得点が入ります。合計で最も点数の多いプレイヤーが勝ちます。ある意味陣取りゲームです。
テーマはノアの箱船(知らない人はネットで検索〜)に動物を乗せる神様を各プレイヤーが受け持ちます。違いはありません。どれを乗せるか順番に選ぶだけです、手札から(笑)
動物は肉食・草食・野菜があります。温帯・冷帯の動物もいます。さらには動物によっては色々な性格を持っています(これらは上記の種類とは別の扱いです)
さらにノアの箱船にはいくつかの部屋があります。そこに動物や野菜をごちゃまぜに3つを1部屋に入れる必要があります。それが難しい原因なのです。
肉食動物と一緒に草食動物を入れることができません。食べちゃいますし。まあ、体が大きければ大丈夫なんですけどね。
もちろん、草食動物と野菜をいれちゃうと、気がつくと野菜が無くなっていることでしょう。
さらにノアの箱船のバランスも取らないと行けません。片方に重い動物ばかりは乗せられないのです。
ついこの前、発売されたこのゲームですが、評価は色々です。
「複雑すぎて覚えきれない」、「手番が来てからしか考えることがない」、「運じゃん」 ととても悪い評価をされていることもあれば、「イゴイゴする」、「ゲームのキモはもしかしたら補充かも(笑)」、「カードがかわいい」等々好評だったりもします。
うちはどっちかというと、好きなゲームです。
とはいえ、ここが…… っていうところがあります。悪いって言うんじゃなくて、ルールがよく分かっていないとつらいんじゃないかと言うところです。
1つは初プレイ時、どのカードがどう置けるかが大変分かりにくいと言うこと。これはある意味インストにかかっているとも言えます。一番いいのは、「現実に即して考えてみてください」っていうインストかもしれませんが(苦笑)
実際、「ここ置けるよね?」とか「そこ置けないよ」っていうプレイが始終あります。多分に慣れはあると思いますので、何回かプレイすることを前提とされていると思います。末永く愛されるゲームを大人から子供へ。
多分、そうだと思うんですよ(苦笑)
今回は一度に2枚プレイできる特典をみんなが狙っていたため、被る被る。多分、他にもっと戦略があると思います。見つけていないだけなのだと思います。まだまだ何かあるぞ、このゲーム。
「サルーン」 Saloon、Mark Sienholz,Ralf Sandfuchs作、3〜6人、30分、10歳以上

値段(国内では入手不可、高くはありません)、テーマ性、丁寧さ、インスト時間、待ち時間、再プレイ (青≫良 緑≫微妙 赤≫否)
さあ、日本未導入のゲームです。日本語訳は英語訳から全て作りました。
とはいっても、あんまりしんどいわけでなく、思ったよりさらりと訳せた印象があります。あと、結構ルールがいい加減。んな割にプレイしてみるときっちりゲームとして機能していたのでビックリした印象があります。
ちなみに、ルールのあまりのいい加減さ(訳している間、これでゲームとして成り立つのか? とか思っていました)ので、さしてカード訳をチェックすることもなくプレイしてみることに。インストでは、基本的な流れ(うちはこの時ですらゲームプレイにピンと来ていない部分が多々ありました) を説明。カードについては読んで理解してくださいと言うことで(笑)<複雑のが無いので
さて、長くなりましたがざっくりと概要を。
テーマを説明すれば嗚呼簡単。酒場での殴り合いです。拳銃? 使いません。使うのは自分の体と酒場にある物(笑) そして、手番となるプレイヤーは殴られたプレイヤーです。
カードの補充は使ったプレイヤーが補充するというターンを順番にこなすことを無くした、ある意味基本から外れまくったクレイジーなゲームです。
殴るカードを手番プレイヤーがプレイ(強制)して、防御側は防御するだけ。さらに他のプレイヤーが茶々を入れられるという特典付き(笑) もうごちゃごちゃです。酒場見たくピッタシです。
なんか、こう勢いでプレイしてしまえる良さがありました。戦略的にプレイする人には全く向かないでしょう。勢いでプレイできてしまう人は楽しいと思います。個人的にはdavinci
GamesのBang!(バン)が好きな人向きでは無いでしょうか。個人的にはバンよりも好きです。荒々しさが妙に楽しい(笑) テンポが早めですごい楽しいんです。使ってすぐ補充できるから使い放題だし、カードプレイは先にプレイした者勝ち(もちろん、手番プレイヤー以外も含めて) なので、始終バタバタ補充補充補充 バキバキといった感じ。
この時もまさにそういう感じ。1人ずつ倒していく訳にも行かず、リアル交渉(一緒に戦おうとかです)があったりと、ノリでゴーゴーです。これは結構いけるんじゃないかと、今書いていて思ったしよ。
ちなみに、最後はお助けのバーテンダーが殴って終了しました(笑)
「アイムザボス」 I'm The Boss、Sid Sackson作、3-6人、12歳以上、60分

値段(絶版)、テーマ性、丁寧さ、インスト時間、待ち時間、再プレイ (青≫良 緑≫微妙 赤≫否)
今回書くかどうか結構悩んだのですが、書きます。なにせプレイしてくれる人が少ない…… ミナサン交渉キライデスカ?
うちはこのゲームが好きなので贔屓目のレポートになりそうですが、レッツ。
さて、かのSid.Sacksonさん作(代表作:アクワイア)の交渉ゲーム…… ではなくて、ほとんどカドゲ。
基本的な動きは、ドルマークのコマ(中央の水色のコマ)がボードの回りのマスを回って、止まったマスの条件に対して、手番プレイヤーがお金と引替に他のプレイヤーに協力を仰いで、人カードを集めて、決算していきます。
さて、ボードのマスにはあるプロジェクトが書かれています(それがなんなのかはよく分かりませんが) そのプロジェクト遂行のためにゲームに存在する7人のうち、特定、もしくは○人の中の1人みたいな形でボードに指示が書かれています。プロジェクトにその人員が必要なんです。どう見てもハッカーやら、セレブやら、会社の重役やら天才っぽい子供やらがいるんですが、どんなプロジェクトなんでしょうか(リアルっぽいなぁ)
それらのカードはゲーム中1枚ずつしかありません。基本的には各プレイヤーの前に1枚、もしくは2枚置かれています(場合によっては0枚や、3枚以上になることもありますが、後述) それを貸してもらうためにお金の交渉があると。
と、それだけじゃないのが、カドゲの由来。
手札に各プレイヤーがアクションカード、人物のいとこ(はとこ)っていうか肉親カードを持っています。肉親って言うのは有能でして、その本体のカードと同じ能力を持っていて、その人カードの代わりとなります。それらをプレイすることによって不要な交渉を避けられたりします。
んが、お邪魔カードももちろんあって、強制的に旅行に行かされたりします。買収だってされます(人カードを奪われます) それを拒否するカードもあったります。
極めつけが、手番を奪うカードまであります(笑) これは何でも強力すぎる気がしますが、プレイした感じ(3人でしたけど)は全然問題なかったです。
そうやってプロジェクトをクリアすると報奨金(指示された額)を手に入れます。もちろん、分け前を約束していたら渡さなければなりません。そうやって、ゲーム終了まで頑張ります。
どうも熱くなりすぎると何もしなかったプレイヤーがすごい有利になるらしいのですが、それはやり過ぎということなんでしょう(苦笑) 何事もほどほどにっていうことでいいんじゃないでしょうか?
例えば、1人のプレイヤーが多額の報酬を得ようとしています。それをカードで止めるようにする以外で、交渉でマークするだとか、不利な条件の交渉をふっかけるとか色々出来ると思うんですが……
多分不評な大きな理由として、派手にプレイしたプレイヤーが叩かれ、地味にプレイしていた人が勝つから嫌われるんじゃないでしょうか。それよりも、そのラウンドのことばかりでなく、ゲーム全体でのプレイを考えて頑張ってみては(結局頑張るのか)
個人的はかなり好きなゲームでした。またやりたいけど……誰かプレイしてくれませんか?
ちなみに、この時は賛同者が少なかったため、3人プレイ。
んが、交渉で3人は…… とか思うかもしれませんが、基本はカドゲなので、ほとんど問題なかったです。無茶なノリでのカードプレイの方がむしろかなり楽しかったのを覚えています。最終決算のバランスは……そのプレイヤーがちゃんと金額計算しているかにかかっているかもしれません。例えば、報酬1500のプロジェクトでこちらが3人、親が2人出している場合、900、600でいい場合と悪い場合があることをしっかり考えてプレイしましょう。是非に。
そういう意味で、ゲーマー向けか。計算がちゃんと出来るという意味で(苦笑)
※忘れていたんですが、バリアントは是非導入しましょう。
さて、いつも通り以下写真です。作者紹介も色々溜まっている(調べてはいるんですよ)のでそろそろ復帰しようかと思いますが、紹介ゲームが多いとそうはいかず…… ジレンマ……か?(サボってんじゃ)

左が発掘ゲーム、遺跡関係者の依頼で作られたという「トロイア」、右が暗いですけど、「アウスアクセル(アウフだっけ?)」

左がこれも国産、つい最近発売されたそう(元ネタ知らないけど)「迷宮コンベンション」、右が先月に引き続き「ハッピードッグ」

左が始めてみました。見た目カタン・トラベルボックスと同じ「ポケッタブルカタン」、右が小さくなったモダンアート。

左がこれも名作「ニューイングランド」、右が今年の名作だと思う(思い返してみて)「ダイアモンド」

左が7回目? 6回目? のプラッツ騎士団「シャドウオーバーザキャメロット」(負)、右がなやましや「タージマハル」

左が上の続編、ついさっきまで白い剣が1本も無かった「シャドウオーバーザキャメロット」、右が何度目かの「無碍光」

左がどアップ「トーレス」、右が体内時計で時間制の「タイムイズマネー」

左が準備段階……かな、「ルーンバウンド 2nd
Edition」、右がバネストさんがサポートしている「ルッカチッタ日本語版」

左が久しぶりに見ました「ボーナンザ」、右が2度目? 迷宮コンベンション略して「迷(まよ)コン」

左がもちろんまだ続いています「ルーンバウンド」、右が何故か妙な人気があった(気になっただけか) 「ロータス」

左が焼き直しだけども雰囲気そのまま「チグリスユーフラテスカード版」、右が人気あったんだ(プレイしたこと無し)「7人の賢者」

左が「7人の賢者」の続き(あんまり時間はかかってなかったけど)、右がライナークニツィアの首がばんばん飛ぶ「ドラキュラ」

最後で盛り上がっていました「ファブ・フィブ」です。クク以外でも締めゲームが出てきたなぁ。
総括
いやぁ、なに疲れてたんだか速報版の時に総括を乗せるのを忘れてました(苦笑)
この時のゲームはほとんどうちの好きなゲームでした。これも「無碍光」でみんなお祈り&心が清くなっていたせいかもしれません(あんたはいつも腹黒いだろうが)
とりあえず、思ったのがプレイしたゲームが何かの原因で印象が悪いと2度目のプレイをしたがらない人がほとんどなんですよね。奈Ra県民さんやうちみたいに、「必ずゲームにはどこか面白い部分があるんだ」とか思ってプレイしている人って少ないようです(あんたらが変人なだけじゃ……否定できない……(笑))