spielplatz活動レポート 2005年10月1日
味見会です。
味見会とは、余所で、ここで、そこで、あちらで。とんと、あんまり、そこはかとなく、ぼんやりとしか噂を聞かないゲームを持ち寄って遊ぼうというコンセプト例会です。
ほんとは間違えて会場とっちゃんたんで…… そういうことです(汗)
さて、揃いも揃った面白いのか、どうなのか全く不明な例会でした。
「次何しましょうか?」
「……」
※誰もどんなゲームか分からないから手を出しにくいらしい(苦笑)
さて、そんな中から3つほど。
ランドロード Landload、Abacus Spiel、Friedemann Friese作、30分ぐらい

値段(絶版)、テーマ性、丁寧さ、インスト時間、待ち時間、再プレイ (青≫良 緑≫微妙 赤≫否)
えー、ざっくり言うとマンション運営カードゲーム。
マンション立てて、住人入れて、賃貸料をせしめる大家さんになるゲームです。
写真じゃ見えませんが、トランプのカードでピラミッドを造っているパッケージにある通り、お手軽に作ってはつぶすような感じのゲームです(バブル期の地上げ屋みたいだ)
さて、概要。
カードの裏には1フロア分の絵が描かれて、表には屋根やら住人やらビル解体の重機が描かれています。
手番には手札から「好きなだけ」使ってマンションを建て、住人を入れ、賃貸料をせしめます。何故か空いた部屋からも賃貸料が出ます。ひたすら写真にあるように自分の前にプレイします。
そして、お金を使ってカードを補充します。
そう、つ・ま・り。
バリバリ使って、バリバリカードを買って、バリバリマンションを建てるゲームです。
その流れに沿ってひたすらカードを使いまくるのが、良いプレイではないかと思うのですが。前回建てた建物はつぶされることがない限り残りますし。運良くでいいから次のラウンドの得点計算に絡めれば、得点倍ってことも、もちろん可能な訳ですよ。
それを阻止するのが、重機や強制引っ越しのカード。そして、以上に強いのが引っ越し屋さんのカード。引っ越した時に手伝いに行くので、お駄賃が引っ越し屋さんが住んでいるプレイヤーの元に入るという(何故?)
まあ、みんな未プレイだったのが問題だったのかもしれませんが、いつものように最初はおっかなビックリでのプレイ。んが、すぐにバリバリ使うという行動に早変わり(笑) 郷にいれば〜 ですよ。
んが、特殊カードの重機がなかなか出なかったのがラウンドを早く終わらせる結果となりました。
山札2回分で終了なのですが、捨て札がかなり少ないため、かなり短いと思うのですが…… 3回でもそう変わらないでしょうけど。
ま、そんな感じでバリバリ使いまくったプレイヤーが勝ちました。
んー、個人的には2回目の山札が少なかったことから、特殊カードかマンションの扱いかを訳し間違っている恐れもあるなぁとか思いましたが、それはそれで荒々しいゲームとなりました(苦笑)
今回は始終こんなノリでしたが(苦笑)
ポルト・ロイヤル Port Royal、Queen Games、W.Panning作、45分ぐらい、トリックアンドテイク

値段、テーマ性、丁寧さ、インスト時間、待ち時間、再プレイ (青≫良 緑≫微妙 赤≫否)
強制的に8回のトリックアンドテイクを6ラウンド行うと聞いただけで敬遠されまくる不運なゲーム。
日本人には3ラウンドぐらいが限界みたいです(苦笑)
んが、自身Wolfgang Panningはあまり好きではないですが(非常に目にはつくんですけども)、うちはこのゲームは好きかもしれません。
トリックアンドテイクの取りすぎてもダメ、取らなさすぎてもダメっていうのがよく現れているのがいいんですよ。
ここで、概要。
4種類の品物があって、各プレイヤー、それぞれの品物に合った4つの船を持っています。
トリックアンドテイク1トリック当たり、1つの重量の書かれた品物を取り合う訳ですが、船なので積載限界があります。越えてしまうと、沈んで得点になりません。
トリックの品物には品物以外のものもあります。人質、追加積載、品物を捨てるものまであります。
全ての品物の取り合いが終了した時点で得点計算をして、もっとも得点を稼いだプレイヤーが勝利します。
いや、まあ、読んでもらえれば分かると思いますが、取りすぎはダメだけれど、取らないのはもっとダメかもしれないというまんまトリックアンドテイクです。
コンポーネントがちょっと豪華なところに個人的には引かれていたりもしますが、それよりも、「積載限界」がかなり好きです。
そう、いくら得点をリードしていても、押しつけられるそんなところが。
これだけでは…… と思われる方がいるかもしれません。これ以外にも実はあって、トリックを取ったプレイヤーが次のスタートプレイヤーを決めることが出来るのです。
これはある意味新しい新鮮な印象を受けました。
例えば、積載限界ぎりぎりの船を持っている状態で、その品物がかかったトリックのスタートプレイヤーをするというのは非常に心臓に悪いです(苦笑) とりあえず、沈められないように〜 を念頭に頑張る必要があり、それでも大きい数字しか持っていなかったら……
色んな意味で、締められ続ける展開です。
ただ、このゲーム、たまに「沈まない」 という指摘を受けることがあります。
自分の得より、相手の損 という思考をしないと楽しくならないようです(勝てないかもしれませんけど)
展開が荒れるかもしれませんが、積載限界を下げるというのも1つの手でしょうか。
ま、個人的にはみんなでつぶし合って、沈ませ合うのが子供見たく楽しいのではないかと。
この時の展開は、2ラウンド目ですでに積載限界ぎりぎりの船を二つ持っていたうちが生き残るのに精一杯になっていたり(苦笑) 全然詰めない人が一生懸命になっていたり(苦笑)
まあ、この手のゲームは荒れれば荒れるほど面白いのかもしれません。楽しむポイントはそこかなあ?
ウィルスカンパニー Virus & Co.、Zoch、Frank Stark, & Jo"rg Spiegelhalter作

値段、テーマ性、丁寧さ、インスト時間、待ち時間、再プレイ (青≫良 緑≫微妙 赤≫否)
このゲームについては、他のサイトでたまたまに見ることがあったのですが、「何を楽しむのかわからない」という記事を読みました。
そうですねぇ…… 確かに薬の受け渡しとか、殴り合いとかの微妙なあやは難しいところだと思います。
そういう意味では少し違う意味での敷居の高さがあるのではないかと思います。
概要は……書きにくいなぁ(苦笑)
マイナス点のついたウィルスカードと、その点数を減らす注射カードがこのゲームのメインになると思います。
それらが混ぜられた山札が二つ場にあって、共に1番上のカードが表向けられています。
手番にはそれらのカードのうち1つを選んで、自分が取るか、左隣のプレイヤーに押しつけるかします。自分でウィルスカードを取った場合、カードの他にそこに書かれた錠剤を手に入れることが出来ます。押しつけられたウィルスカードは錠剤を払うことによってさらに左に渡します。払う錠剤は1点ずつどんどん上がっていきます。
また、ウィルスカードは合計13点、注射は3本で、そのプレイヤーはゲームからリタイアします。その時点でラウンドが終了し得点計算となります。
なんていいますか、ウィルスでちまちま削り合って、注射カードでとどめを刺すような展開が主でしょうか。ウィルスカードがパンクするのもそこそこあったかな。
とりあえず、押し付け合い、落としあいという、ノリは非常にZochらしくなっています。
とはいえ、Zochのカードゲームは妙なノリを要求するものが多く、これもその一つでした。
完全な叩き合いというものではありませんが、非常にそれに近い感じを受けました。いや、サバイバルなのかも(苦笑)
叩き合いという性質上、他人と絡むことが非常に多いのですが、サバイバルとなると、なんとかして自分が生き残ることを目標としますからソロプレイに陥りやすい。
この辺りをオプションとして特殊カード(誰にも押しつけられ、裏向きで渡す) がある程度機能しているかと思いますが、いまいち物足りないと思う人もいるかもしれません。結構ラウンドも長いしね(1ラウンド10-20分?)
と、この時は日本語ルールの記述ミスで、元から持っている錠剤が少し多かったのもラウンドが長かった影響していましたし、その辺でそう思ったのかもしれません。
うーん、上手くノレれば結構楽しめるゲームだと思います。個人的には微妙に好きだったりします。
さて、以下、今回の写真です。妙?

左はドリスアンドフランクのロングセラー「ハリネズミ怒る」、右はキーホルダーゲームシリーズ

左がボノボビーチのフリー配布版の……クロンベルグのなんとか……(おぼえちゃいない)、右がヤヌス……だっけ? Amigoのカドゲ。

左が乗車券でおなじみのDay Of Wonderの協力ゲーム「テラ」、右がOut
of BoxでReiner Knizia作のEasy Come Easy Go。

左は……なんでしょうか、古代ローマの新ゲームの1つらしいのですが……、右はAmigoからリメイクが出ますね、「オルトレマーレ」

左は……これも古代ローマの新ゲームの1つかな。右は楽しみ方が難しい「スープ嫌い」

左が2回目のウィルスカンパニー、右がこの日一番盛り上がっていた「ボタンメン」

左がほとんどスピード勝負的なところになってきた「泥棒トリオ」、右も同様です。思った以上に楽しめますよ。
総括
へんてこなゲームがたくさんあったし、見たことのないようなゲームがかなりあったので、みんなの手が伸びにくくなっていました。
まあ、たまにはこういうブレイクタイムみたいなゲーム会も良いのではないかと。